「勝ち負けではないもの」をつかんで欲しい
住吉台サッカースポーツ少年団監督
廣澤さん
歴史あるスポーツ少年団
今回の震災で被害の大きかった岩手県大船渡出身です。中学校からサッカーを始め、大学時代は東京都大学リーグにも出ていました。就職先が銀行だったので、県北の築館より転勤で仙台に赴任。いろいろな団地を見て、平成11年に住吉台東に自宅を購入しました。少年サッカーの監督は平成3年より務めていますが、なかなか抜け出せずにいます。(笑)
現在の部員数は約30名。練習は週2回、毎週土曜・日曜の午後。歴史のあるサッカースポーツ少年団ですが、今年のチーム構成は5年生が中心で6年生が1名。成績的には苦戦していますが、来年度が楽しみです。チームは住吉台に住んでいる子供たち中心ですが、隣の根白石小からも参加しています。

しっかりしている「親の会」の組織
スポーツ少年団の維持には、様々な人に支えられています。指導はもちろんですが、練習の際のお手伝い、試合の際の送迎など保護者の協力が不可欠です。その点このチームは、本日も雨にもかかわらずたくさんの保護者が見学に来ていることでも分かるように、「親の会」が熱心で、しっかりしています。それが高じて母親達のレディースチームも結成されているほどです。
また、サッカー経験のある卒業生の親がそのままコーチとして残って下さり、子供達の指導をしてくれるので、常に指導者が10名程度はいます。監督としてはありがたい限りです。元々住吉台は、町内会組織がしっかりしており、季節ごとの行事を始め防災訓練など活発な活動をしている団地ですが、そのような素地があっての「親の会」だと考えています。私が監督を引き受けているのも、この団地に住んでいる以上、何らかの形で地元に役立てればとの思いからです。

成人したOB達と酒を酌み交わすのが楽しみ
長くサッカーの指導に携わってきて、最近の子供達は気質や体力は落ちてきている様な気がします。全体的に子供達がおとなしくなった感じです。 スポーツ少年団なので、全体的には子供達のレベルに合った、いろいろなスポーツがあっていいと思います。勝ち負けは後から付いてきます。それ以外のものをこのスポーツ少年団から学び取ってもらえればうれしい限りです。
20年近く監督をしているので、最初の頃の子供達は成人していますが、最近では、お盆や正月に帰省したOBの子供達と酒を酌み交わす事が何よりの楽しみになりました。